前回、禁酒100日目を迎えたことで、感じたメリットを記載させてもらいましたが、引き続き今回も禁酒関係で、私の禁酒方法を紹介します。
どれくらい呑んでたの?
飲酒量が多くなってきたのは23歳ごろで、ひとり暮らしを始めてからです。
そこから、大体1日あたり焼酎1本(500~700ml)を呑んでいました。それを36歳まで続けていましたので、約13年間飲み続けていた事になります。
適正飲酒は1週間に2日休肝日をとるとして、焼酎0.6合(110ml)が適正との事で、年間で計算すると
110ml × 5日 × 52週 = 28.6リットル
となります。
それに比べて、私は休肝日が無いので7日フルで呑むため
600ml × 7日 × 52週 = 218.4リットル
となり、約7倍となり、普通の人の7年分を1年で摂取している事になります。
これを13年間続けていたので、普通の人の91年分のお酒を呑んだことになります。
改めて見ると、もうお酒を呑まないほうが良いのかもしれませんね(汗)
禁酒フェーズ1(飲酒欲求が強い段階)
一番挫折しやすいのがこの飲酒欲求が強い段階で、私の場合は約2週間でした。
夕方になると自然と脳がお酒を求めてしまったり、仕事が一段落すると知らない間につまみとお酒の事を考えてしまっていました。
で、対策ですが以下の3つを心がけました。
①太っても良いので好きなものをまず食べる
酒飲みは「せっかく美味しいものなんで、お酒と一緒に食べないと無駄」と思いがちで、私もまさにそうなのですが、とにかく食欲に任せてマクドナルドでジャンクなものを食べたり、コンビニでアイスなどを食べるようにしました。
一旦、お腹が膨れてしまえば飲酒欲求はグッと下がるので、我慢することができました。
②炭酸を呑む
喉が乾くとお酒を求めてしまうので、炭酸水を欠かさないようにしました。
こまめに炭酸水をグッと飲むことで、かなり飲酒欲求を下げることができました。
③自己暗示する
禁酒に関する本を読んだり、youtubeを見たりして、「お酒は悪だ」「お酒は無駄」「お酒を呑まないのがカッコいい」「俺もうお酒卒業したんだよね~」などと自己暗示しました。
特に本を読んだ後は一時的ですがお酒を飲む気が無くなり効果的でした。私が読んだ2冊を紹介しておきます。
※禁酒セラピーはわたし的にはそれほどインパクトがなかったのですが、西原さんのはガツンときました。
禁酒フェーズ2(たまに飲酒欲求が襲ってくる時期)
2週間を過ぎたあたりから、「お酒を飲みたいな~」とは常に思っているものの、普段は「まいっか」とスルーできるようになってきました。
ただ、仕事で疲れたり、嫌なことがあると「うぉ~呑みたい!!!」と思ってしまう状態でした。3週間目~2ヶ月くらいまでこの状態が続きました。
普段はスルーできるので、急にくる飲酒欲求にさえ対処すれば乗り越えることができると思います。
①禁酒した日数を思い出す + 炭酸を飲む
ほぼ365日呑んでいる私からしたら、14日間、アルコールを摂取していない事は称賛すべき事です。(普通の人からは、何いってんの?とバカにされますが)
これを無駄にしてしまうのかと自問自答しました。炭酸をのみながら、自問自答することでなんとか乗り越えることができました。
私だけかもしれないのですが、心のなかで「今日だけ飲もうかな」「呑んでyoutube見てリラックスしたいな」「14日も禁酒できたし、またいつでも実行できる」と考えてしまっているものの、炭酸水を呑むと一旦悪魔の声がストップされ、その間に「これだけ頑張ったから続けるぞ」という天使の声が聞こえて来るようになりました。
②寝る前の行動を習慣化する
禁酒を始めてから、寝る前に仕事をするようにしました。
すると、日中の仕事の際に「寝る前に〇〇に着手するか」「寝る前にメールチェックするか」など、夜にやることを想定した仕事の進め方を行いました。
これにより、お酒を呑んでしまうと寝る前に仕事ができない!と恐れてしまい、難なくお酒を我慢することができました。
お酒を呑んでしまうと自分にとってネガティブな事が起きてしまう、という習慣が禁酒を手伝ってくれました。
ノックビンの「呑む→苦しくなる」と似ていて、「呑む→仕事が苦しくなる」といった感じでしょうか。
禁酒フェーズ3(ごくごくたまに飲酒欲求がくる)
3ヶ月目から現在(61日目~101日目)までが、この状態です。
ここまでくれば、特に対策はしていません。
呑みたくなる時もたまにあるのですが、「寝る前の仕事が楽しみ」な状態であるため、軽く飲酒欲求をスルーできています。
ごくたまに、ストレスで疲れている時に「ちょっとだけ飲もうかな」と思う時があったのですが、炭酸水でスルーできました。
まとめ
まだ100日程度ですが、今の所は上記の対策で乗り切ってきました。
見返すと炭酸水がアイテムとして非常に役立っていますね。人によって違うと思いますので、自分に合った飲料水を探してください。
とにかく始めの2週間を乗り切るかどうかがポイントなので、禁酒を始める人は始めの2週間を目標に頑張ってください!